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豊洲は液状化は大丈夫か?

2011/04/14

築地市場は、今回の地震でもどこも傷んではいない。
地盤も固いため、びくともしていない。
建物も古いが、しっかりと作ってあるためにどこも壊れていない。
さて豊洲への市場移転が計画されているが、市場の人々は皆不安になっている。浦安の液状化の悲惨さを見たからだ。もし豊洲に魚の市場を移転し、地震が起き、液状化して、建物が使えない、水が使えなくなったらどうなるのか。さらに液状化し、土中からセレンやヒ素などの重金属が湧きでてきたらどうなるのかという不安だ。
東京都は、市場の人々や都民に何も説明していない。
移転先にシートをかけて、液状化を隠蔽していると言う噂が築地に流れている。
今回の原発問題で、専門家の「大丈夫」は、「大丈夫ではない」と言う意味と同義だと分かった。魚を食べるのは私たちだ。専門家がもし「大丈夫」というならその発言に責任を持てるかを問いたい。
築地市場の豊洲移転は、魚文化の崩壊や日本ブランドの崩壊に繋がる可能性がある。ぜひ慎重に再検討されたい。
3.11前の決定を3.11後に見直すのは、まったく恥ずかしいことではない。