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曖昧さ(1)

英語をネイティブのように駆使出来る友人が、「保安院の西山審議官は何を言っているかわからない」と怒っていた。
ところが彼が英語でインタビューを受けているのを聞いて「ほう、彼は相当な英語の使い手だ。明快に説明している」と感心した。
僕は、不幸にも英語が出来ないのでその違いが分からない。
このことで日本人論を展開することに問題はあるが、私たちは「問題を直視したくない、直視しても何も変わらない、直視してもしかたがない」という姿勢を持ち続けているのではないかと思う。その曖昧さが我慢強さに見えるだけなのかもしれない。