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2012年東京マラソン

7時に新宿駅西口で山川さんと待ち合わせ。そこに来たのは僕とクミちゃんと菅沼さん。IJCメンバーは4人のみ。寂しい東京マラソンだ。しかし、ロングで一緒だった水口さんことぐっさん、中野さんの初マラソン2人も一緒に都庁へ向かう。
いつもの女神像の前で着替えし、東京マラソンに毎回参加している山川さんの注意を聞き、トイレをすます。もうやることない。アップをしている人もいるが、ストレッチ程度をするだけ。早々に、荷物を預け、8時にはスタートブロックに並ぶ。またトイレに行きたいなと思ったが、余りの行列に諦めたら、どんどん尿意が酷くなる。走れば、収まると思って我慢する。
3万6千人もの人が集まっている。すごいことだ。
僕はFブロック、山川さん、菅沼さんはAブロック。

9時10分にスタート。しかし、スタートラインまでぞろぞろ歩く。8分ほどかかった。
石原都知事や有森さんに手を振って走り始める。今日は、キロ5分20秒で走ると決めていた。
しかし、前が詰まっていて走りにくい。左右によけたりしたが、これは疲れると思い、ペースを乱されないようにする。この辺りはキロ5分35秒、36秒、36秒、27秒、20秒。
外堀通り市ヶ谷辺りに瀧さんとチエちゃんがいると思ったが、見当たらず。そのまま走り
続ける。5分17秒、17秒、15秒とピッチが上がる。スタートでかなり時間を食うので最初の応援ポイントの日比谷公園には10時20分ごろじゃないのかと女房に行っていたので、早すぎると応援がいないかもしれない。
5分25秒、26秒。日比谷公園で女房が友達と大声を挙げてくれている。その近くでIJCのメンバーのあっちゃんさんやマドンナさん、大統領。ハイタッチすると力がでる。
さあ品川に向けて走ろう。5分21秒、14秒、32秒、18秒、14秒。前回と同じ十字架を背負ったキリストに会う。
「去年も頑張ったね」と言ったが、深刻なキリストそのものの顔で走っていた。裸足には驚いた。彼は、チャリティーのランナーだった。芝公園のところでハルちゃんとご主人の鈴木さんにハイタッチ。ハルちゃんはピンクのユニフォームを振って大声援。力が出る。品川を折り返し、日比谷に戻る。5分20秒、09秒、16秒、13秒、13秒。帝国ホテルのところで磯田さんやIJCのメンバー、女房たちの声援を受ける。頑張らねば。
銀座のど真ん中を走り抜け、日本橋へ。5分11秒、09秒、16秒、12秒、13秒。また尿意を催したが我慢我慢。
浅草に向う。背の高い二人の外国人に「スカイツリー」を教える。5分22秒、19秒、20秒、18秒、20秒。
雷門から見るスカイツリーとアサヒビールの本社ビルの景色は本当にユニークだ。二人組の外国人は完璧に5分20秒で走っている。それも楽々と。足が長い分、得だな。彼らをペースメーカーにする。5分19秒、23秒、22秒、22秒、18秒。
ここで菅沼さんを抜いてしまった。ピンクのユニフォームを見て、まさか・・・と思ったが、やはり菅沼さんだった。
菅沼さん!と声をかけ、先に行く。5分36秒、19秒、28秒、32秒、39秒。編集者やラジオ局の人から声をかけられる。
本当に力になる。東京マラソンは、ランナーも応援の人もそれぞれがスターだ。自分たちは大東京のちっぽけな砂粒じゃない。
しっかりした一人の人間だぞ。佃大橋から晴海橋、東雲橋と続く。これがしんどい。それにもう膀胱がもたない。早くゴールインしないと
どうにかなるぞ。5分45秒。遅い。最後の1キロは5分22秒。そして関門を通過し、残り195メートルは51秒。必死で走った。
記録は3時間46分20秒。目標の5分20秒は少し超えたが、自己ベスト更新だ。
山川さん3時間38分59秒、菅沼さん4時間6分55秒、クミちゃん5時間9分48秒、中野さん5時間11分12秒、水口さん5時間29分7秒で全員完走。

いつもの場所が使えなかったのでリーダーの磯田さんや完走者、IJCのメンバー、それに僕の小説のフアンの人と公園でビールとつまみで打ち上げ。ゴール後の打ち上げが楽しくって走っているようなものだ。
来年も走りたい。本当にたくさんの人の応援ありがとうございました。