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なまずマラソン

2012/04/01

今日は、埼玉県吉川のなまずの里マラソンに行く。これは僕が言いだした。たまたまこのマラソンの協賛会社の丸和運輸に親友の山本さんが役員でいるからだ。
磯田さん、トシヤさん、瀧さん、山川さん、ハルちゃん、僕の6人。
実は、僕は昨日から何も食べていない。腹を壊してしまったのだ。昨日、大阪に行き、飲み過ぎ、食べ過ぎた後、あの嵐のなかでゴルフをした。もう横殴りの雨、風。寒くて凍えそうになりながら、のプレー。最後は雹に打たれる始末。その結果、身体の調子をダメにしてしまった。腹は痛いし、下痢。
マラソン走れるかな。これで失敗すると、つくばマラソン以来、目黒さんを喜ばしてしまう。
朝、山川さんらに会って腹の調子が悪いと言うと、また最初から言い訳してるよと相手にされない。
昨日も、今朝も何も食べていないんですと言っても信じて貰えなかった。
中央線、武蔵野線に乗り継ぎ吉川につく。吉川は思った以上に大きな町。それには驚いた。
バスで会場に行く。全種目合わせて6500人くらい。なんとなく空気がのんびりしている。
これはいいね、と磯田さん。本当の市民マラソンの空気ですねと山川さん。
トイレも空いていて落ち着いて用を足せるのはありがたい。
スタート地点にならんでもぎすぎすした感じがない。なんともノンビリ。ハルちゃんのご主人と息子さんがやって来てみんなで写真に収まる。
9時スタート。やっぱり具合が良くない。山川さん、トシヤさん、瀧さんはさっさと先に行く。
追いつきたいと思うが、様子を見ることにした。1キロのところで時計のスタートボタンを押し忘れていることに気づく。ああ、これは今日は無理するなといことだと思った。
4分53秒、5分2秒、5分2秒、5分11秒。吉川の桜通りの桜はまだつぼみ。例年なら満開らしいが残念。
このまま5分ちょっとで走ろうと思った。
5分19秒、5分7秒、5分8秒、5分9秒。田園地帯を走る。風が気持ちいい。農家の玄関先におばあさんが座って、お孫さんと一緒に頑張れと言ってくれる。いい雰囲気だ。給水も地元の水をひしゃくで入れる。スポーツドリンクなんてものはない。家家の間を走り、そこに住んでいる人が応援してくれる様子はホノルルマラソンに似ている。
5分28秒、5分10秒、5分19秒、5分20秒。ああ、遅くなってきた。腹もしっかりしないし、どうも足が重い。
ハルちゃんのご主人と息子さんの応援にハイタッチ。元気をもらう。
練習しすぎか。昨日の寒い中でのゴルフが祟ったか。でも風は心地よいし、適当にカーブがあって景色が変わり、走りやすい。
5分19秒、5分36秒、5分37秒、5分44秒。折り返しでトシヤさん、山川さんに挨拶。トシヤさんは笑顔。山川さんは真剣。
ハルちゃんにも会う。江上さんと声をかけられる。ハルちゃん快調。早い。これはきっと追いつかれるなとふと思う。磯田さんにも追いつかれるんじゃないか?
5分44秒、5分46秒、5分44秒。結局最後までスピードは上がらず、公式記録は1時間53分19秒。ネットだと1時間52分くらいだろう。
トシヤさんは1時間37分。安定している。山川さんが1時間39分。さすがだ。トシヤさんに追いつけなかったと悔しそうだ。
瀧さんは1時間42分。そこにハルちゃんが、自己ベスト、自己ベストと笑顔で返ってきた。1時間53分。すごい。やっぱり僕のすぐ後ろにいたんだ。磯田さんは、のんびりと田園風景を楽しみ2時間2分。
ハルちゃんはご主人と帰宅。男連中は吉川のサイゼリアで打ち上げ。僕は、食欲がなくスープを飲む。みんなが飲み、食いするのを恨めしそうに見ていた。5人で割り勘、1895円。安すぎ。思わず店員さんに、給料出ている?と聞いてしまった。
ビールを飲み、ワインを飲み、食事を腹いっぱい食べてこの値段。日本は今や世界一食費が安い国じゃないかと思う。
みんなの感想は、良いマラソン大会だったということで共通。トシヤさんはこんなに楽しく走れたのはないと言う。平坦で走りやすい道路。ボランティアさんの心のこもったサービス。いい大会だった。