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親しい人との別れ‏

2013/04/19

グアムマラソンの後、ボランティアイベントで走って、その後は、忙しくて走っていなかった。今日、久しぶりに神田川を11キロほど走った。花ミズキやつつじ、ちょっと名前は分からないが黄色い手まりのような花が咲いている。すっかり初夏に近づいてきた。
昨日、親しい人の告別式だった。銀行の時から公私ともお世話になった。どんなときでも変わらぬ態度で励まして下さった。71歳。本人はガンモドキと笑っていたが、癌だったのだろう。手術もせず、抗がん剤も飲まず、悠々と逝ってしまった。
4月1日に一緒に食事をした。その時、6月にまた食事をする約束をした。痩せて、腹水が溜まっている様子だった。別れ際に心配になってタクシー乗り場まで送った。それが最後だった。
式で奥さまに「お世話になりました」と頭を下げたら、号泣してしまった。
残った者は生きなければならない。義務か責任かどうかは分からないが、残った以上は生きなければならない。彼以上の充実した人生になるかどうかは分からないがとにかく生きることだ。そんなことを考えながら走っていた。