2013年6月、マレーシアを作った男、マハティール第4代首相にインタビューしました。ペトロナスツインタワーの86階の事務所です。そこからの眺めは貴重です。なかなかそこまで上がれませんから。ここのショッピングモールは銀座がまるごと入っているような場所です。
詳しくは今月の文藝春秋をお読みください。
マレーシアはブミプトラ政策でマレー系が優遇されていますが、経済力のある中華系(25%)が政治的な意見を強く抱くようになってきました。特に若手の中華系は今のマレーシアに不満です。彼らは時々中国に帰れと言われることがあるようです。でも彼らは自分たちは中国人ではない、今の騒がしい中国は嫌いだ、私たちはマレーシアで生まれ、育ったマレーシア人だと自覚を強めています。今回の総選挙は与野党逆転はなりませんでしたが、このまま行くと次回は与野党逆転もあるでしょう。多民族国家をまとめていくのはどこでも難しいのです。