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誕生日

2014/01/07

昨日、用事があって品川プリンスへ。そのまま38階五十三次(レストラン街)の小田原で板倉さんが揚げてくれるてんぷらを女房と一緒に食べた。

この小田原は夜でも5000円くらいで野菜ソムリエの板倉さんが揚げてくれるてんぷらは、どこより美味いのでよく行く。油が軽く、蒸し料理のようだ。個室になっていて目の前で揚げてくれるので値段以上に豊かな気持ちになる。一度行かれるといい。

最後に帰ろうとすると、板倉さんやホテルの人が、誕生日をお祝いしてくださった。

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6本のろうそくがともったイチゴのケーキが…目の前に登場!驚いたの、うれしかったの。誕生日は1月7日。前夜祭というわけだ。こんなこと4歳以来だ。僕も60歳。還暦です。とても感激した。
僕の小説「リベンジホテル」で主人公が少女の誕生日にケーキを贈るシーンを思い出した。

実は、僕は兄姉運がなくて、姉が平成元年に39歳で、兄が平成10年に49歳でともに癌で死んでいる。母は平成20年と十年ごとなのだが、それは別にしても僕が49歳で銀行を辞めた理由の一つは、兄の死がある。このままいくと僕は59歳で死ぬことになる。それなら後10年、好きに生きようと思ったのだ。

父は今年88歳。まだ元気だ。父を悲しませるわけにはいかないので無事60歳を迎えることができて、女房や品川プリンスの人たちやFBの仲間の皆さんに祝福されてありがたいと思う。

こうなると今度は、大学生の時、デモに出る前日に阿佐ケ谷の商店街にいた女性占い師(これが小説「人生に七味あり」の占い師のモデル)に言われた言葉「あんたは長生きするよ」を信じようと思う。

今年もよろしくお願いします。
真面目に仕事をします。