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青梅マラソン完走!

荻窪駅を8時25分の青梅行きに乗り、三鷹駅で特別快速に乗り変え、河辺駅に集まったのは、磯田さん、薫子さん、あっちゃんさん、菅沼さん、石渡さん、滝さん、豊田さん、三好旦那、鈴木さん、笠原さん、僕、山川さん。
薄曇りの風もない、絶好のマラソン日より。
青梅マラソンの際は、いつも住居を提供してくださっている町田さんご夫婦のお宅に行く。そこで村山さん、川澄さんと合流し、着替え、ゼッケン付けなど準備をする。
鈴木のハルちゃんは、青梅マラソンに意欲満々だったが、スキーで足を痛め、断念。もう一人山川さんも体調不良から応援のみ。
10時40分に町田さん宅を出て、スタート会場に向う。人人人。
磯田さんから「アップダウンがきつく、フルマラソン並みの辛さです」と言われていたので、走る前からドキドキ。つくばマラソンの苦しさ、悲惨なゴールが眼に浮かんでしかたがない。
ゼッケン番号で区分けされたスタートに並び、記念撮影。警備のお巡りさんが飛び入りで写真に収まるなど、和気あいあい。
さあ、いよいよスタートだ。
11時30分、号砲と共に、全員スタート。もうその時点で滝さん、豊田さん、笠原さん、薫子さん、鈴木さんが飛び出す。
僕は、来週の東京マラソンがあるので、今日はキロ6分で走る目標を掲げていた。そのため機械のように正確にキロ6分で走ることが出来るリーダーの磯田さんの後ろを走ることに決めていた。とにかく練習のつもりだと心に固く誓っていた。
磯田さん、村山さん、あっちゃんさん、菅沼さん、僕の四人で走る。IJCのピンクのユニフォームが、曇り空に映える。
意外なのはあっちゃんさんだ。2時間半ぐらいで走る力があるのにキロ6分ペースで走っている。盛んに村山さんとおしゃべりを楽しみながらのラン。今日はこのまま楽しみながら走ろうかななどと話している。菅沼さんは、15キロからスピードを上げる作戦らしい。村山さんは、楽しく走りたいとゆっくりペース。僕は、磯田さんにぴったり寄り添い、彼の少し後ろを走る。
最初の1キロ、6分11秒、その後も5分56秒、6分、6分18秒と続く。
アップダウンが激しいとは聞いていたが、下りに差しかかると、ずっと向こうまでカラフルなランナーの帯がうねっているのが見える。すごい数に驚きながらも、この下りが疲れ切った帰りに上りになるかと思うとぞっとした。
あっちゃんさんも青梅は初めてなので、このアップダウンには、「すごい」と感嘆の声を連発。平地や下りが続き、5分49秒、5分58秒、5分55秒と5分台で走る。「上りは落ちますからね」と磯田さんは、500メートル辺りでラップを確認しながら走る。6分8秒、5分42秒、5分56秒と10キロまできた。あっちゃんさんがスピードを上げたがっているのがわかる。僕はひたすら我慢。5分49秒、6分24秒、5分51秒、5分58秒、6分08秒で15キロ。ついに菅沼さんが走りだす。それにつれてあっちゃんさんが、「言って来ます!」と長い髪を揺らして、さっと走り去った。「4分台で走って行きますね」と僕。後は磯田さん、僕、村山さんで走る。6分4秒、6分15秒、6分03秒、5分47秒、6分1秒で20キロになった。ここから長い上りが続く。ここでゼリーを飲む。滝さんから20キロでエネルギーをチャージしろと云われていたからだ。元気になる。坂道がそれほど苦にならない。6分22秒、6分17秒、5分59秒、6分11秒、6分01秒。「あと残り5キロは自分のペースで走ってもいいですよ」「いえいえ、磯田さんについて行きます」
いつの間にか村山さんも先に行き、僕らは二人で並走ラン。5分44秒、5分43秒、5分40秒とピッチが上がる。足が軽い。沿道の人々の声援が後ろから押してくれる。「ネットで3時間を切れるかもしれません」と磯田さん。なんだか少しランナーズハイ状態。「行きますか」「一緒にゴールインしましょう」。沿道から「ピンクの二人頑張れ!」と声がかかる。手を振って応じる。
5分32秒、そしてラストは5分4秒。ゴール掲示板には3時間ちょうど。
「グロスで3時間、ネットでは2時間59分です」と磯田さん。「やりましたね」と足も痛くない、体も大して辛くない、明るく、楽しいゴールインで最高の気分だ。こんなに楽しい達成感はない。
町田さんのお宅に集まって打ち上げ。打ち上げに出られなかった薫子さんは2時間50分。さすがだ。三好旦那は2時間30分。彼のベストには程遠いが久しぶりでは良かったとのこと。
打ち上げでは、お風呂をいただき、汗を流し、村山さんのご両親の町田さんの手料理がずらりと並び、ビール、焼酎、日本酒などで乾杯。なんとも美味い。
テンション上がりっぱなし。滝さん2時間29分、豊田さん2時間33分、あっちゃんさん2時間42分など。豊田さんはベスト。しかし25キロで三好旦那に抜かれたのは残念そうだった。あっちゃんさんは、残り15キロを1時間14分ほどで走ったのはすごい。前半、ゆっくり走り過ぎたかと少し反省。鈴木さんは、22キロで腰痛のためリタイアー。後は全員、完走。
クミちゃんと息子のユウヒ君、斎藤さんと息子のシン君、その友人の井上君も打ち上げに参加。三人は小学生の部に出場した。特にシン君は3位入賞で銅メダル獲得。すごい。
ランニングという趣味だけでこれだけの人たちと繋がりを持つことができることに感謝したい。打ち上げは町田さんのお宅を5時過ぎにお邪魔して、その後磯田さん、山川さん、滝さんと荻窪で一杯と8時過ぎまで続いた。
来週の東京マラソンもこんな楽しいゴールインをしたいものだ。