facebook twitter rss
出版本(こちらから購入出来ます)

会社という病 (講談社+α新書)

会社という病
講談社

生き苦しいのは会社のせいだ!

●人事・・・そんなに偉いか東大卒
●出世・・・昇進イコール幸せとは限らない
●派閥・・・持病と思って付き合おう
●上司・・・バカ上司とは大声で戦え
●左遷・・・人事に左遷なし
●会議・・・会議の9割はムダである
●残業・・・上司の無能のバロメーター
●定年・・・経営者にこそ厳格な定年を
●根回し・・・不毛なようで意外な利点
●社長・・・会社の生死を決めるヒト

ほか

会社に残る制度や慣習、風土にルール。
人生の諸悪の根源をまとめて一刀両断!

ザ・ブラックカンパニー 単行本(ソフトカバー)

ザ・ブラックカンパニー
光文社

何もかも上手くいかない俺たち――でも、ここで諦めたら負け犬だ!

水野剛太、25歳。
バイト先のコンビニも閉店の憂き目に――。
ある日、偶然入ったヤンキーバーガーで社長にスカウトされ、有頂天に。
が、それが悪夢の始まりでもあった。
超長時間労働で、パワハラは当然……。
剛太、これからどうする?

腐蝕の王国 (幻冬舎文庫)

腐蝕の王国
幻冬舎

左遷寸前の西前は、上司・藤山の愛人の子の中絶を任されて以来、藤山と固い主従関係を結ぶ。不良債権の隠蔽、責任の押しつけによるライバルの追い落とし、官僚への接待漬けでの情報収集などで、二人は行内の熾烈な出世争いを勝ち上がっていくのだが――。バブル前夜から銀行大合併までの金融界の内幕を生々しく描いた金融エンターテインメント。

退職歓奨 (実業之日本社文庫)

退職歓奨
実業之日本社

人生にリタイアなんてない。
組織に残る者、離れる者、50代後半の男たちの前を向く群像を描く8編。

【目次】
■「耳したがう」
中堅プラント会社常務の島田は、社の合併をめぐって、派閥争いに巻き込まれた。
島田の盟友であった諌山社長は、大手重工業との合併を推進。
対する会長始め多数派は合併反対であった。
島田は若い頃、諌山らとミャンマーの発電所建設に携わり、現地で感謝されたことに思いを馳せる。
役員会議合併採決の席上、島田が選んだ予想外の決意は……。

■「おうちに帰ろう」
メガバンク広報部部長に抜擢された与野。頭取の奥平は、
緻密で威圧的で、ストレスなしに仕えることができない人物だ。
そこへ、ある記者が奥平の背任横領につながりかねない記事を与野へつきつけてきて、
ついに記者会見を開かざるを得なくなり……。

■「紙芝居」
銀行を早期退職した加治木は、関係会社でポストを得た。
それはかつての部下を勧誘する保険の仕事だった。
セールスに飽きた加治木が浅草の屋台で飲んでいると、知り合ったばかりの老人から……。

■「ゆるキャラ」
チンドン屋のウサギキャラクターの“中の人”が坂上の現在の仕事だ。
坂上には、電機メーカー人事部長として、自殺者まで出し、
苦しくも100人のリストラを決行せざるを得なかった過去が……。

■「夫、帰る。」
夫の「私」は長年の海外勤務を終え、定年になったところで、妻から離婚を切り出されてしまった。
妻の「私」は、海外の仕事ばかりで家庭を顧みない夫に愛想をつかしていた。
すれ違う夫婦にあって、息子から両親への思わぬ提案は……。

■「ハローワーク」
高卒で勤務した信用金庫支店長の佐山は、無事に定年退職の日を迎えた。
家にいてほしくない妻の要請から、人材バンクへと赴く。
支店長という経歴もあるのだ、再就職先も問題ないはずだが……。

■「私の中の彼女」
銀行常務を務め、子会社の人材派遣会社社長に順当に就任した「私」。
子供たちは独立したが、帰宅すると急逝した妻を忘れられずにいる日常だった。
その日、お決まりのように採用面接者に会った私に衝撃が……。

■「跡継ぎ」
地道に銀行支店勤務を続けてきた北島は、49歳で執行役員内示を得た。
周囲は歓迎だったが、三代続く実家の老舗豆腐店が、父親の代で終わりになりそうなのが心残りだ。
だが父が急きょ倒れ、北島は家族に対し……。

抗争 巨大銀行が溶融した日

抗争 巨大銀行が溶融した日
朝日新聞社

2011年3月、東日本大震災義捐金振込の集中により、ミズナミ銀行ATMに巨大システム障害が発生した。頭取の八神は責任を取って辞任に追い込まれる。太洋産業銀行、扶桑銀行、日本興産銀行の3行が合併して誕生したミズナミ銀行は、それぞれが派閥を形成し信頼回復そっちのけで主導権争いを展開していた。やがて系列のクレジット会社による暴力団不正融資が発覚、コンプライアンス統括部次長の橋沼康平と警視庁組織犯罪対策部の齊藤弘一は真相解明に動き出す。その直後、コンプラ統括部の北沢敏樹が何者かに刺殺された。手口の鮮やかさからプロの犯行と思われたが……。システム障害、暴力団不正融資、行員刺殺事件、社内闘争に明け暮れる経営幹部たち――元みずほ銀行マンの著者が日本組織の病巣を深くえぐる傑作長篇ビジネス小説!!

帝都を復興せよ (光文社文庫 え)

帝都を復興せよ
光文社

大正12年(1923年)9月1日土曜日午前11時58分44秒。帝都東京を大地震が襲った。新聞記者の田山は、復興に向けて組閣された山本権兵衛内閣で、内務大臣に就任した後藤新平のもとを訪ねる。そこで、彼は、新平の帝都復興への壮大な構想を聞かされる。だが、新平の思いとは裏腹に、各々の思惑が壁となって立ちはだかり…。混迷の中での帝都復興に鑑みて、閉塞感が漂う現代日本のあり方を問う。著者渾身の傑作。

最高知「古典」に学ぶ、成功の戦略 仕事と人生の武器になる48の発想術 [単行本]

最高知「古典」に学ぶ、成功の戦略 仕事と人生の武器になる48の発想術
幻冬舎

評価されている会社は何が違うのか? 日本トップ企業の成功と失敗を、「孫子」「論語」と照らし合わせて紐解く。50の戦略と言葉

問題解決能力が身に付く! 明日から変われる!! 仕事と人生の武器になる!!!
最高知の教科書に学ぶ、最強ビジネス戦略術。
富士フィルムはどうやって起死回生を果たしたのか? ホンダの創業者・本田宗一郎は、どういうタイプのリーダーだったか?  渋沢栄一が社員に問うた不真面目の勧め、セブン&アイ・ホールディングスが大事にする3つの約束、JALのトップが再建に際して行ったこと、パナソニックのリスクマネージメント術、サントリーのハイボールの開拓精神、キッコーマンの状況見極め術、三菱グループの「学ぶ」ための3綱領、三井財閥を率いた池田が進める「貯人」術、・・・・・など、日本トップ企業が選択してきた戦術やメガバンクに勤めていた著者が身をもって体験した処世術を、戦術の名著「孫子」や人生の名著「論語」から紐解く、ビジネス実用書。

鬼忘島: 金融捜査官・伊地知耕介 [単行本]

鬼忘島: 金融捜査官・伊地知耕介
新潮社

伝説に彩られた美しき島に、「金融」という妖怪がやって来る――。悪辣な銀行を裏切って、男は沖縄の離島へ逃亡した。銀行の死命を制する一本のUSBと共に。執拗にその行方を追う銀行幹部と、結託する暴力団。金融庁長官の特命を帯びた捜査官・伊地知耕介は、彼を救うことができるのか。静寂な島は、やがて修羅場と化していく……経済小説の名手が新境地に挑んだ欲望と憤怒が漲る長篇サスペンス!

ビジネスマンのための「幸福論」(祥伝社新書)

ビジネスマンのための「幸福論」
祥伝社

ビジネスマンの生きる指針
ビジネスマンの人間関係、出世、左遷、転勤、家庭、トラブル等について考察、掘り下げたのが本書である
書かれていることは、すべて実話(ノンフイクシヨン)であり、小説(フイクシヨン)ではない。
それらは、ケーススタディーとして参考になるはずだ。
また、著者が問う「何のために働くのか」「何に幸福を感じるか」への答えは、
内には成果主義、外にはグローバル化など、ますます厳しさを増すビジネス環境のなか、生きる指針となるだろう。

銀行支店長、走る (実業之日本社文庫)

銀行支店長、走る
実業之日本社

旧大海洋銀行と旧丸日銀行が合併したあおなみ銀行。
だが合併後の行内争いが絶えず、会長、頭取、副頭取ら
役員から幹部行員に至るまで暗闘が続いていた。

55歳の窓際寸前行員・貞務定男は、同期の久木原専務から突如、都内のT支店長に抜擢された。
柳沢前支店長が急に退職したとのことだったが、腑に落ちない人事であった。
近藤頭取と通じている久木原は、貞務を使って行内闘争を
有利に進めようとしているのだが、敵派閥の企みが見えない状況であった。
若い頃から孫子の兵法をもって事に当たる貞務は、T支店着任早々、
女番長とあだ名される若手行員・柏木雪乃のふるまいや、
事なかれ主義の長谷副支店長らを目の前に困惑の体となる。

T支店の最大不良債権先、ファッションメーカーのニューヨーク社からあぶりだされた
延滞融資を調べるうちに、あおなみ経営陣のきな臭い企みに気づいた貞務は、
元総会屋で、今は情報会社社長の勇次と、元マル暴刑事で勇次の片腕となっている藤堂に助力をあおぐ。
長谷副支店長やT支店の課長クラスは、ニューヨーク社の不良債権や、
柳沢の退職理由についても口を濁し、何か裏の事情があるのか
曖昧な態度を取り続けるばかりであった。

支店内では、雪乃をはじめ、問題行員とされた若手たちが、
柳沢の息子、賢太とともに事態解決に乗り出すことを決意、貞務と手を組む。
女番長とあだ名された雪乃こそが、T支店の抱えた問題を
一番憂えており、貞務の味方になってくれたのだ。
だが、ニューヨーク社不正融資の影にちらつくのは、政治家と配下のヤクザの名前ばかり。
それに銀行経営陣も加担している可能性もあり、行内を二分しての闘争が始まった。
事態は二転三転、貞務や雪乃の身に危機も迫る。誰が敵で、味方はどこにいるのか。
ラストには大きなどんでん返しも待つ、日本型企業の、そしてあなたの明日を問う経済小説。